チェーン・ポイズン ★★★★☆
- チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)
- 本多 孝好
- 講談社
- 発売日:2008-10-30
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ミスリードにやられた
【内容】
誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取り引きではないように思われた―。
【感想】
ミステリーの醍醐味は「やられた」感である。本書では最後数ページで待ってます。そしてページを戻って確認するでしょう。まさに、ミスリードの見本のようだった。
自殺願望の女性が、死に近づくにつれて生き生きとしてくるのがなんとも皮肉なものだ。
映像化はできないだろうな。
【引用】
セイ(生)はセイ(性)に通じ、シ(子)はシ(死)に通じる。
要するに、生まれてきたら、セックスをして、子供ができれば、あとは死ぬだけ。



